パールネックレス
パールネックレスはフォーマルシーンに限らず、デイリーをハイセンスに彩るファッションアイテムです。
冠婚葬祭にふさわしい一生ものの高品質ネックレスから
カジュアルに普段使いできる流行りのパールネックレスまで、様々な種類をラインナップ。
パールネックレスについて
パールネックレスは価値が高い
パールネックレスは、アクセサリーの中でも価値が高いものとして知られています。では、パールネックレスには具体的にどのような価値があるのでしょうか。
ここからは、パールそのものの価値やパールネックレスの利用価値について紹介します。
パール自体に価値がある
パールネックレスに使用されているパールは、貝から採取される「真珠」という宝石の一種です。
パールには天然のものと養殖されたものがあり、とくに天然真珠は希少なためとても高い価値があります。
養殖の場合も、真珠を育てるための貝の養育に3~4年、真珠の核を入れて貝の中でパールを育てるのに10ヶ月~2年かかるといわれており、とても手間がかかるものです。
現在では養殖技術も進化しており、手間が短縮され、大きな真珠をつくる技術も発展しているものの、真珠そのものの価値は受け継がれ続けています。
また、パールは流行に左右されることなく親しまれていることから、親から子、孫へ受け継ぎながら愛用されているのも魅力のひとつです。
長い人生で使うシーンが多い
パールネックレスの価値は、人生の中で利用シーンが多いことにもあります。お葬式や結婚式、入学式、卒業式など、とくに冠婚葬祭の場面で身に付ける方も多いのではないでしょうか。
また、ちょっとしたおでかけなど普段のカジュアルファッションとも相性が良く、利用シーンは多数あります。
カラーバリエーションやデザインも豊富にあるため、冠婚葬祭用と普段用など、用途にわけて複数種類購入するのもおすすめです。
パールネックレス購入の際に
チェックすべきポイント
パールネックレスを購入する際には、パールの色や大きさ、かたちなど、多様なラインナップの中から選択する必要があります。
まずは、購入する前にどのようなパールがあるのかを知り、実際に購入する際のチェックポイントとして比較検討すると良いでしょう。
色
パールのイメージとして思い浮かべる色といえば「白」を連想する方も多いのではないでしょうか。
白い真珠にもさまざまな種類があり、つやのあるものやマットなもの、クリーム色などの優しい印象のものも人気です。
カラーパールも豊富で、ピンクやシルバー、ゴールド、ブルー、グリーン、ブラック、グレー、オレンジや赤などもあります。
色の違いだけでなく、色の濃さや強さ、つやの有無なども異なるため、身に付ける服のデザインやカラーとの調和を楽しめるのもパールならではの魅力です。
大きさ
真珠の粒の大きさ次第で身に付ける人の印象も変わるため、チェックしておきたいポイントのひとつです。
大粒真珠はゴージャスで華やかな印象に、小粒真珠は控えめで清楚な印象になります。
利用シーンで大きさを判断するだけでなく、体格や年齢に合わせて選択するのも方法のひとつです。
年齢を重ねるにつれて大粒真珠のほうが馴染みも良くなるといわれており、自分自身の変化に合わせてチョイスするのも良いでしょう。
かたち
パールは、実は丸いものばかりではありません。一般的に知られている丸いものは「ラウンド」と呼ばれる球形のもので、やや歪みをもつものを「セミラウンド」といいます。
球形ではないものは「バロック」と呼ばれ、以前は価値が低いと判断されていましたが、近年では個性的であることから貴重なものとして評価が高まっているのも特徴です。
バロックの中には、雫型の「ドロップ」や扁平に近い「ボタン」、縦長が印象的な「オーバル」などがあります。
また、雪だるまのように連結した「ツイン」と呼ばれるものもあり、縁起が良いものとして人気です。
パールネックレスの選び方
パールにはさまざまな種類がありますが、実際に購入する場合、どのような基準でパールネックレスを選べば良いのでしょうか。
ここからは、パールネックレスの利用シーンに合わせた選び方について紹介します。
パールネックレスの長さ
- チョーカータイプ(約35~40cm)
- プリンセスタイプ(約40~45cm)標準的な長さ
- ロングタイプ(約50~160cmなど)
- 多連タイプ(2連・3連など)
入学式、卒業式、お葬式などきちんとした場面で使われることが多いのが、プリンセスタイプとも呼ばれる一般的な長さ約40~45cmのネックレスです。
この長さのホワイトパールネックレスは冠婚葬祭にオールマイティーに活躍しますので、大人の女性のたしなみとして1本持っていると重宝します。
ロングタイプのネックレスは、結婚式やパーティーなどで華やかに装い、デイリーコーデをスタイリッシュに格上げするアイテムとして人気です。
約50~60cm(マチネー)、約70~80cm(オペラ)、約100cm~(ロープ)など様々な長さがあり、長いものは2、3重に巻くなどしてアレンジができるのも魅力。縦ラインが強調されてスタイルがすっきり見えます。
多連タイプはボリュームがありデコルテをゴージャスな印象に。結婚式やパーティーなど華やかなシーンにおすすめです。
冠婚葬祭に適切なパールネックレス
冠婚葬祭で身に付けるパールネックレスを購入するのであれば、短めのチョーカータイプの製品がおすすめです。
2連ネックレスのような重ね付けや、胸元まであるようなロングネックレスは「葬」の場面では避けた方が良いでしょう。
「不幸なことが重なる、長く続く」という意味になるためです。
一方で、結婚式や各種式典への参列向けであれば、2連ネックレスやロングネックレスなども人気があります。
「幸せが繰り返す、長く続く」という意味が込められるので、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
色は、白かグレーが一般的です。お祝い事の席ではブラックパールは暗い印象になる場合もあるので、明るい色を選ぶと良いでしょう。
大きさは、過度に小さすぎず、大きすぎない7~8mm程度のパールがおすすめです。
ファッションで身につけるパールネックレス
普段のファッションで身に付けるパールネックレスには、冠婚葬祭のようなマナーを意識する必要はありません。
身に付けるファッションの色やスタイルの傾向などにあわせて、カラーやデザインを選ぶと良いでしょう。
また、メイクやファッションの色に合わせてパールカラーを変えるのも楽しみ方のひとつです。
・カジュアルスタイルの場合
カジュアルな装いのときは、ペンダントタイプのパールネックレスがおすすめです。もちろん、近年のトレンドではチョーカータイプのものを普段使いする方も多くいます。
よりカジュアルに身に付けるのであれば、粒が5mm以下と小さい「ベビーパール」や個性的な形が魅力の「バロックパール」も検討してみると良いでしょう。
またマンテルクラスプや、チェーンとのレイヤードなど 流行りのポイントを取り入れると、いっきにスタイルにトレンド感が高まります。
・フェミニンスタイルの場合
装いがフェミニンスタイルの場合には、華やかな印象の2連ネックレスやロングネックレスがおすすめです。
服装の華やかさをより引き立ててくれるため、カラーもゴージャスなゴールドやシルバー、カラーパールなども良いでしょう。
ファッションで身につける場合、かたち、色もとくに指定はなく、お好みのものを選べば問題ありません。
大小のパールを組み合わせたものや、ダイヤなどの宝石があしらわれたものなど、さまざまなバリエーションの中から選ぶことができます。
・ジェンダーレスファッションの流行
現在では、価値観の多様化によりボーダーレスなファッションが拡大し、パールスタイルもジェンダーレスになりました。
これまでメンズジュエリーに使われやすかった「黒真珠」などに限らず、女性アイテムとしての認知が高かったホワイトのチョーカータイプのパールネックレスやパールピアスやなども人気で、パールを纏ったオシャレな男性は「パール男子」とも呼ばれていたりします。
メンズはもちろん、性別問わずパートナーとのシェアジュエリーとしてもお使いいただける仕様(長さやクラスプの形状)のパールネックレスも、多数ラインナップしています。
真珠の種類
真珠には、天然真珠と養殖真珠があるとお伝えしました。さらに詳細に分類すると、真珠を採取する貝の種類によってわけられるのもパールの特徴です。
ここからは、真珠の種類やそれぞれの貝から採れるパールの特徴について紹介します。
アコヤ真珠
アコヤ真珠・花珠真珠は、冠婚葬祭シーンに用いるジュエリーとして最もポピュラーなネックレスです。
近年では小粒のベビーパールネックレスも、カジュアルやオフィススタイルにも合わせやすくとても人気です。
アコヤ真珠は、アコヤ貝を母貝として養殖された真珠で「真珠貝」とも呼ばれています。
市場に流通している90%以上の真珠がアコヤ貝から採取されたもので、透明感のあるクリアな白いパールが採れるのも特徴的です。
アコヤ貝から採れる真珠は「和珠(わだま)」とも呼ばれており、6~8mmサイズの真珠が多く産出されます。
白蝶真珠
白蝶真珠は、南洋真珠とも呼ばれているもので、白蝶貝から採れるパールです。10mm以上の大珠真珠が採取できる特徴があります。
真珠が採取できる貝の中でも大型のもので、暖かい海域に生息しているのも特徴です。オーストラリア海域の白蝶貝は「シルバーリップ」と呼ばれ、白やシルバーのパールが産出されます。
インドネシア東部海域の白蝶貝は「ゴールドリップ」と呼ばれ、イエローやゴールドのパールが産出されるため、色の違いを楽しめるのも白蝶真珠の魅力です。
黒蝶真珠
黒蝶真珠は、黒蝶貝から採れる真珠で「黒真珠」とも呼ばれています。深い色合いの真珠が産出されることが特徴的な貝で、赤道を中心とした熱帯地域の海域に生息している貝です。
日本では沖縄県などで養殖されており、南太平洋のタヒチでよく採れることから「タヒチアンパール」としても知られています。
黒い真珠だけでなく、ブルーやグリーン、グレー、イエローなど、カラーバリエーションも豊富です。
一般的には8~13mm程度のパールが産出されるため、15mm以上のものになると希少価値が高くなります。
淡水真珠
上述した真珠貝は海に生息しているのに対し、川や湖などの淡水域から採取される真珠が「淡水真珠」です。
「イケチョウ貝」から採れるパールで、無核養殖によって中心まで真珠層でできているものも多くあります。
淡水真珠は、ひとつの貝で複数のパールを養殖できるため、アコヤ真珠などと比較すると比較的手頃なことも魅力のひとつです。
カラーバリエーションも豊富で、白のほかオレンジやピンク、ワイン、バイオレット、グレーの真珠も採取されます。
マベ真珠
マベ真珠は、マベ貝などから採れるパールで「半円真珠」とも呼ばれています。厚みが薄く、真珠層がほかの真珠よりもきめ細く、年月の経過による色艶の変化や変色が起こりにくい点が特徴です。
マベ貝から採れるパールは、おもにペンダントやイヤリングなどに使用されます。
見事な虹色の真珠層から採取されるパールは、きめの細かさに加えて色味も豊かです。ピンクやローズ、青みがかった虹色のものもあり、まれにゴールドのパールも産出されます。
ラウンドパールが主流ですが、ハートやドロップ、四角形、三日月形のものなど、さまざまなかたちのパールがあるのもマベ真珠の魅力です。
真珠の良し悪しの判断方法
多種多様な色や形、採取される貝の種類など、選択肢が豊富にある中で、真珠の良し悪しを判断するにはどのようなポイントを比較すれば良いのでしょうか。ここからは、真珠の価値や良し悪しを判断するポイントを紹介します。
色
白い真珠のイメージがある中で、ピンク、クリーム、シルバー、ゴールド、ブルー、グリーン、ブラックなど、色の豊富さも真珠の魅力のひとつです。
色の強さも異なるなかで、注目すべきポイントは「実体色」と「干渉色」の違いにあります。
真珠の地色にあたるのが「実体色」で、光の反射などが映り込んだものが「干渉色」です。
実体色は調色によってあとから色の調整を行うことができますが、干渉色を変化させることはできません。
また、真珠層の巻き厚が厚くなれば干渉色が濃くでることから、干渉色の濃度でパールの質を判断するのも基準のひとつです。
大きさ
真珠の大きさは、パールの価値を左右するポイントのひとつです。真珠の大きさによって、華美になる場合もあれば清楚な雰囲気になる場合もあります。
冠婚葬祭にも使用するパールであれば7~8mm程度が良いとされており、カジュアル向けであれば大珠やベビーパールなどもおすすめです。
大きさで良し悪しを判断する場合、真珠の粒が大きくなるほど希少価値は高くなるため、価格も比例して高くなります。
ただし、大きい真珠でもアコヤ真珠と白蝶真珠など、貝の種類が異なれば価値も変化するものです。
また、キメの細かさや球形の美しさなど、大きさ以外の基準でも価値が左右されるため、大きさだけを判断基準にしないよう、注意が必要になります。
かたち
パールネックレスは、かたちの違いでも価値が左右されます。一般的にはラウンドパールが価値の高いものとして人気があり、バロックほど価値が低下するのも特徴です。
ラウンドパールと比較すれば、セミラウンドやドロップなど球形以外のものは、価格も手ごろなものが多くなります。
一方で、縁起が良いとされるツインや、アクセサリーとしてのデザイン性が高いドロップなどのバロックも、個性的で唯一無二のものとして好まれているのも特徴です。
そのため、一概に「ラウンドパール以外のものは価値が低い」とはいえないため、ほかの判断基準と合わせて複合的にチェックすることが重要になります。
テリ
テリは、真珠の光沢のことであり、パールの価値を左右する重要な判断目安です。テリがあるほど良いとされており、色味も強く出るため華やかな印象になります。
色味で判断することもでき、テリが強いパールほど干渉色が強く出るのも特徴です。反射が強くでるため、パールに映り込むものの形がはっきりと見えるほど、テリが強い真珠だと判断することができます。
巻き
巻きは、核の周りの真珠層の厚みを示すものです。真珠は、厚みがあるほど良いものとされており、上述したように干渉色が強く出る、テリが美しい、などの特徴は巻きが厚くなるほど強く表れます。
巻きの厚い真珠は、くっきりと干渉色が見て取れるうえに光沢も強く出ることから、存在感のあるパールネックレスになるのも特徴です。
キズ
真珠のキズは表面に自然にできるもので、突出している突起状のものもあれば「エクボ」と呼ばれるくぼみとして現れることもあります。
パールネックレスの場合、キズがある部位に糸を通すための穴を開けるなどして、目立たなくする工夫がなされていることが一般的です。キズが少なく、目立たないものほど品質が良いとされています。
ただし、穴でカバーしていても目立つものもあるため、キズが入っていないかを購入時にチェックしておくと良いでしょう。
連相
連相は、パールをネックレスとして連ねた際に、全体的な並びのバランスを判断するものです。
統一感がとれていると良いとされており、ネックレスの中には中央の粒にかけて大きい粒になるように、サイズの異なるパールが使用されているものもあります。
粒が連なった時の全体のバランスや美しさを表す連相も、パールネックレスの価値を判断する基準のひとつです。
パールネックレスの売れ筋商品
ここからは、パールネックレスやペンダントの売れ筋・人気商品とそれぞれの特徴や価格について紹介します。
ネックレス
まずは、ネックレスの売れ筋・人気商品を3選紹介します。
淡水真珠 ロングネックレス
淡水真珠ロングネックレスは、100cmとやや短めのロングタイプの製品です。淡水パールならではのカラーバリエーションがあり、上品な光沢が美しく、普段使いにも適しています。
真珠の間に結び目を入れる「オールノット加工」を施してあるため、金属パーツがなく、金属アレルギーがある方も安心してご使用いただけるネックレスです。
パールサイズは7.0-8.0mm、パール形状は楕円に近いかたちが特徴の「ポテト」になります。
あこや真珠 ネックレス
あこや真珠ネックレスは、アコヤ真珠の中でもやや小粒の5.0-5.5mmサイズのパールが使用されている人気商品です。
小粒ながら上品で、アコヤ真珠ならではの存在感と奥行きがしっかりと感じられます。
カラーは肌馴染みの良いホワイトピンクで、ラウンド~セミラウンド形状のパールが使用されており、カジュアルスタイルにもエレガントさをプラスしてくれるアイテムです。
花珠真珠 ネックレスセット
花珠真珠 ネックレスセットは、アコヤ真珠の中でも最高峰の品質を誇る「花珠真珠」の鑑別書つきパールネックレスです。
ネックレスの長さも40cm、45cm、50cmから選択でき、ネックレスと同様のパールを使用したピアスもしくはイヤリングがセットになっています。
華やかな印象の大粒8.5-9.0mmパールを使用しており、身長が高い方にもよく映えるボリューム感が魅力です。
ペンダント
ここからは、パールペンダントの売れ筋・人気商品を3選紹介します。
あこや真珠 ペンダント
あこや真珠 ペンダントは、7.5-8.0mmパールをペンダントトップにあしらった製品です。
ペンダントトップには、真珠とともにダイヤモンドも添えられており、パールの上品さにダイヤモンドの煌きが美しく、カジュアルにもフェミニンにも合わせられます。
繊細なあずきチェーンを使用しているため、オフィスアクセサリーやファーストパールにもおすすめのペンダントです。
オーロラ花珠真珠 ペンダント
オーロラ花珠真珠 ペンダントは、アコヤ真珠最高峰の「花珠真珠」をペンダントトップに使用した商品です。8.5-9.0mmの大粒パールを使用し、シンプルながら上質で気品漂う印象は、最高峰のパールだからこその存在感。
プラチナベネチアンチェーンの先に輝くダイヤモンドが、パールの美しさをより引き立ててくれる一品です。長く使えるシンプルかつ高品質な商品のため、贈り物にも人気があります。
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