パール(真珠)のお手入れ方法

真珠 手入れ

とっても暑く、よく汗をかくこの季節。
パールネックレスやピアスを外した後、何だかベタベタするような気はしませんか?

それは、汗や汚れがパールに付いてしまっている状態です。
正しいお手入れをして、毎日パールジュエリーを楽しみましょう!

#1

「しっかり拭く」が重要ポイント

真珠(パール)を美しく保つ秘訣は、使った後に必ず「拭く」ということ。

真珠(パール)は主成分が炭酸カルシウム。酸、熱、水に弱いのが特徴です。
人の汗などが真珠(パール)に付いたままだと真珠の照りが失われ、変色などの原因になります。

日常のお手入れでしたら、さっと全体を拭くだけでOK。
少し汗をかいた時や汚れが目立つ時は、一粒づつ揉むように丁寧に拭いてください。

布は、真珠ジュエリー専用の照りクロスや、メガネ拭きなどのマイクロファイバー製のクロスなどでもOK。
ティッシュは真珠を傷つける可能性があるので、おすすめしません。
また、保湿ティッシュも保湿剤などが含まれている可能性があるので避けましょう。

水洗いもあまりおすすめではありません。真珠を加工する際に穴をあけて加工していますので、その穴から水が入ることにより
真珠内部に影響し、照りが落ちる可能性があります。
汚れが落ちにくい場合は、水洗いではなく硬く絞った布などで拭いてください。

基本的に、どの種類の真珠も同じようにお手入れしてください。汗に強いと言われている淡水真珠もお手入れの方法は同じです。
しっかり拭いて、美しい状態を長く楽しみましょう。

「真珠ネックレスの拭き方」

POINT

  • ワイヤーや糸が切れてしまうのでひっぱりすぎないよう注意しましょう
  • 珠を磨くときは表面を撫でるだけでなく、わりと力を入れてしっかり磨いてもOK
  • クラスプ(留め具)やピアスなどの金具部分も長年お手入れしないと劣化します。
    毎回着用後にさっと拭くのがベスト!
  • 長年使用して糸やワイヤーの伸びが気になるときは、早めにメンテナンスしましょう。
    当店購入ジュエリーはお気軽にご相談ください

#2

真珠の天敵は?

夏に日焼け止めはかかせませんよね。でも、実はパール(真珠)とはあまり相性が良くありません。
でも日焼け止めをしないわけにはいきませんので、必ず塗った後にジュエリーを着用してください。

メイクや香水なども同じです。支度が終わって、最後に着用するようにすると、悪影響が抑えられます。
以下のものは、真珠(パール)が苦手とするものです。参考にしてみてください。

要注意
酸類で真珠を溶かす力があるもの
注意
色素による汚染や変質の恐れがあるもの
食品 ジュース類・果物・マヨネーズ・ドレッシング・酢 コーヒー・お茶・アルコール類・しょう油・味噌・食用油・水
洗剤 漂白剤・サニタリー薬品 洗濯のり・食器用洗剤
医療
化粧品
酸性・アルカリ性薬品・マニキュア・ヘアスプレー ベンジン・アルコール・うがい薬・日焼け止め
文具
その他
マーカー・インク・インク消し 灯油・石油類・ペンキ・プール

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