Mother of Pearl
母性・優しさを象徴する宝石
6月の誕生石は、真珠(パール)・ムーンストーン・アレキサンドライトの3種が有名ですが、真珠(パール)から派生して「マザーオブパール」も誕生石として楽しむ人も少なくないようです。
そこで、真珠(パール)ともっとも密接な存在にあり、その成り立ちから 包容力や母性、寛容さを併せ持つパワーストーンとも知られる虹色の柔らかい輝きが魅力のマザーオブパールをご紹介します。
#1
マザーオブパールの由来や特徴・魅力は?
マザーオブパール(Mother of Pearl)とは、その名の通り、真珠を作り出す貝(真珠母貝)のことで、これを美しく加工したものが「マザーオブパール」と呼ばれる宝石です。
正確には石(鉱物)ではありませんが、古来から安産や子宝などのお守りとして親しまれていたことから、パワーストーンの1つとして認識されています。
マザーオブパールの魅力は、角度を変えることであらわれるシェル(貝殻)ならではの虹色の輝き。
このシルクのような輝きは、真珠母貝で作られる”真珠層”によるものです。
真珠層とは貝殻の内側についている光沢のある部分で、無機物と有機物が混じり合ってできています。貝が体を守る為に分泌されたこのミネラルの混成物によって独特の光沢が生まれ、その色や光沢こそがマザーオブパールの魅力といえます。
#2
マザーオブパールの種類やその歴史とは
マザーオブパール(和名・真珠母貝)は、白蝶貝が一般的ですが、黒蝶貝、アコヤ貝など 真珠の母貝となりうる貝殻(シェル)全般を指します。
マザーオブパールはジュエリーだけでなく日用品にもあしらわれることが多く、古代から人々の生活に溶け込んできた宝石です。
建築物に用いられたり、陶器や大理石の上にタイルとして敷かれたり、家具や道具の装飾など、この宝石の美しさを発揮するための技術が世界で発展してきました。日本でも江戸時代以降になると優れた職人たちが輩出され、刀や甲冑、鏡や文箱など細かな日用品の装飾にも及んだとされています。
現代でも、洋服につける貝ボタンやカトラリーの柄など、マザーオブパールは意外と身近なところに多く用いられています。もちろんジュエリーとしても古くから世界中で愛されており、多くの人々を魅了してきた「カメオ」や高級時計の文字盤などにもその美しい魅力を発揮しています。
#3
マザーオブパールの石言葉・効果(パワー)は?
マザーオブパール、真珠の石言葉:健康・富・長寿・純潔・円満
生命の源、海のパワーが宿る「真珠の母貝」。
真珠を包み込み美しい粒へと育てることから、マザーオブパールは大きな包容力と母性を象徴するパワーストーンとして知られています。
その成り立ちから「母性を育む・優しさや慈しみ・穏やかさをもたらす」とされ、出産前や出産後の母親や子供を守りサポートしてくれるお守り、贈り物としても人気です。
6月はまさに「真珠(パール)の月」。
誕生石である真珠(パール)とともに、マザーオブパールの魅力にもぜひ触れてみてはいかがでしょうか。
#4
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