マベパールのすすめ vol.1
一線を画す 虹色の美しさ
あこや真珠が「月のしずく」に称されるのに対して
「太陽の光」に例えられるマベ真珠。
今回はそんなマベ真珠の魅力についてお話します。
#1
マベパールの半円の秘密
あこや真珠や南洋真珠など、
様々な貝から生まれる真珠は丸いものが一般的ですが、
マベ真珠は半円状の形をしています。
それは他の真珠とは異なる環境で棲息し、育てられているからです。
あこや真珠は、外套膜と核を一緒にアコヤ貝の体内に挿入することによって、核のまわりに真珠層を形成して作られます。
比較的穏やかな海で養殖されるあこや真珠に比べ、マベ貝はとても激しい流れの中に棲息しているため、その体のつくりは非常に強い筋肉質でできています。
動きの激しいマベ真珠は、核が外に吐き出されないように核を貝殻の内側に装着して養殖します。
その接着面があるので、半円になるのです。
装着される核の形により、半円やつゆ型、オーバル、四角など様々な形の真珠が作られます。
その形状から、ペンダントの場合はピタリと胸元に収まりやすく、
ピアスやイヤリングも耳たぶにフィットし、装着感がとてもよいのも魅力です。
#2
マベパールが美しい理由-照りと干渉色
マベパールの魅力は何といっても他の真珠には見られない照りと干渉色。
マベ真珠は真珠の中でも一番薄い結晶で構成される真珠層を持っています。
そのため、非常にキメの細かい真珠層が何層にも重なり、独特で虹色に輝く干渉色と強い照りが現れます。
ホワイト系やブルー系、ピンク系など様々がカラーがありますが、
他の真珠との干渉色の現れ方とは異なり、オーロラのように虹色の干渉色がみられるのもマベパールの特徴で魅力です。
なお、当店で取り扱っているマベパールはすべて着色などをしていないナチュラルカラー。
ぜひ一度手に取って、その美しさを実感してください。
#3